2025年04月23日 再生への取り組み
花植え活動のいま
令和7年4月
神出病院

神出病院では現在、患者サービス向上委員会で「花植え活動」を行っていますが、この活動は令和3年度より病院の改善を行う中で、「ここに花があったらどうだろう」という一つの提案から始まりました。現在は、花を植え、当番制にして各部署交代で水やりを続けていますが、もともとは自分たちの部署や自分の業務のことばかり考えて、皆で協力することは難しい状況でした。
実際に始めてみると、職員が環境に目を向け、外観や病院の中を綺麗にしようという思いを持つことにつながり、「患者さんが喜ぶかな」とか、「病院を訪れてくれた人の心を和ませたい」といった思いが生まれていきました。各部署で当番を決めて、水やりや草刈りなどを始め、しだいに職員から「委員会活動にしてはどうか」という声が上がり、令和5年4月に患者サービス向上委員会を立ち上げました。
令和5年5月の草刈り活動の様子
令和5年6月の正門前
現在の正門前
以来、3年が経ち、季節にあわせて様々な花を植えてきましたが、正門前のプランターには今はパンジーとビオラが元気よく咲いています。患者様や神出病院にいらした方々の心がなごんだり、春を感じていただけたら嬉しいな、と思いつつ、これからもみんなで大事にお世話をしてまいります。
神出病院の令和7年度の目標は「連携と連帯」を掲げています。最初は小さな活動から始まりましたが、今後もこのようなささやかな事柄の中にある心を大切にしていきたいと思っています。