私たちの考える『心ある医療』とは
こんにちは。看護部です。
私たちの役割とは、その人の持っておられる回復力を最大限に発揮できるように優しく寄り添い、その人らしい人生を取り戻すお手伝いをすることです。看護師自身が人として、温かく、思いやりのある慈愛に満ちた存在となり、心身込めた看護を行うということが「心ある医療」に繋がると思っています。そして、病院理念の「患者様への理解に基づいた、心ある医療を提供します」にも繋がっていくと考えています。
あたたかい、信頼できる看護部となるよう日々、頑張ってまいります。
看護部理念

患者様への理解に基づいた、誠実であたたかい看護を提供します。
基本方針
1 患者様の人権に配慮し、法律に基づいた看護を提供します。
2 患者様のニーズを把握し、個別性のある看護を提供します。
3 他部門との連携を密にし、効果的なチーム医療を行います
4 主体的に生涯学習に取り組み、専門職としての責務を果たします。
5 病院組織の変革に柔軟に対応し、積極的に取り組みます。
教育方針
病院理念を理解し、「心ある医療とは何か」を常に考え、専門職としての知識・技術を学び続け、心を持って実践できる人を育てる。
看護部より
看護部では、看護部理念と基本方針に基づいて、人権とは何か、個別性とはどういうことか、誠実とはどういうことかを、看護師一人ひとりが考え、自分の心に落とし込んで、行動することを目指しています。
当院には、統合失調症や感情障害、発達障害、アルコール依存症、認知症など様々な患者様が来られます。その方、その方の、人となりや生きづらさを多職種チームとともに理解し、寄り添い、何ができるのか地域の支援者とともに考え、地域での暮らしにつなげるように実践しています。
精神科の患者様の中には、治療に時間がかかる方もおられます。しかし、粘り強く取り組むことで、社会生活への安心感を取り戻され、外来通院をされながら地域に戻っていかれます。
こんなことを、一つひとつ実践しながら真のチーム医療を行い、病院組織の変革にも主体的に取り組み、新たな精神科医療への希望をもって、進んでいきたいと思っています